円貨建て債券(サムライボンド)とは

| 未分類 |

a0001_013026円貨建て債券の多くは、日本の会社が発行するものですが、外国の企業が円建てで発行する場合があります。
俗にサムライボンドと言われるこのような債権は、外国に比べて金利の低い日本で起債することで、利払コストを低くしようというものです。
往々にして、日本企業が発行する債券より金利が若干高く、有利な投資対象と言えます。
また、円建てで発行されているので為替リスクの影響を受けることがない点も大きなメリットです。

 

 

このような債権は、日本の金利が上昇局面にある現在でも発行が続いており、日本の金利はまだまだ低いということがわかります。
しかし、米国のように中央銀行で金利の引き下げを半強制的に実施しているような国の場合、日本でわざわざ起債する必要はありません。
起債をしている多くの国は、日本より金利の高いオーストラリアやニュージーランドです。
以前は、欧州の有名企業もその知名度を武器にしてこのような債権を起債していましたが、欧州の金利水準が低下しているため最近の起債はありません。

 

 

このような国による金利差を利用した債券の発行は、金利の高い国にとって少しでも低金利で起債する手段ですが、為替リスクを被ることもあり、為替動向によって起債ラッシュが起きたり、逆に起債がゼロと言うときがあります。